2016年5月2日月曜日
ジャンカって何?
ジャンカとはコンクリートの一部に骨材(砂や砂利)が
多く集まってできた空隙をいいます。
※豆板とも呼ばれます。
コンクリートを打設するときの材料の分離や締固め不足、
型枠下端からのセメントペーストの漏れなどによって
生じる可能性があります。
ジャンカが生じた部分はコンクリートの中性化抑制効果が
ほとんどありません。
ジャンカ部に鋼材が存在する箇所は腐食する可能性があるため
状態によっては補修を施す必要が有ります。
<等級A>
ジャンカの程度
:砂利が表面に露出していない健全な状態。
補修方法
:補修の必要なし。
<等級B>
ジャンカの程度
:表層に砂利が露出しているが、ハンマー等で叩いても欠け落ちることが無い。
補修方法
:ポリマーセメントモルタルを塗る。
<等級C>
ジャンカの程度
:表層に砂利が露出していて、砂利をハンマー等で叩くと欠け落ちるものがある。
しかし、砂利同士の結合力が強く、連続して欠落することはない。
補修方法
:健全部分が露出するまではつり取る。
ポリマーセメントペーストを塗ってから。ポリマーセメントモルタルを充填する。
<等級D>
ジャンカの程度
:鉄筋の深さまで砂利が露出している。
砂利同士の結合力が弱く、砂利をハンマー等で叩くとバラバラと落下する。
補修方法
:健全部分が露出するまではつり取る。
無収縮モルタルを充填し、補修部分を覆うようにポリマーセメントペーストを塗って仕上げる。
今回は「ジャンカについて」でした。
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