2016年4月30日土曜日
在来型工法とツーバイ工法
木造住宅の工法には
在来型工法とツーバイ工法があります!
在来型工法とは柱と梁の軸組による工法です。
多くのハウスメーカーや工務店が採用しており
木造軸組工法と呼ばれる事もあります。
在来型工法の特徴は
ツーバイ工法のような設計上の制限が少ないことです。
在来型工法にはどんなメリットデメリットがあるのか?
【メリット】
・ほとんどの建設会社が対応できるため、業者の選択肢が多い。
・法規問題が解決しさえすれば将来においての増築も可能。
・木の良さを表現するための真壁造り(柱・梁現し)ができる。
【デメリット】
・ツーバイ工法に比べると見積価格で大工の手間料が大きくなる。
・ツーバイ工法と比べて揺れの大きさで劣っている。
・ツーバイ工法に比べて工期がかなり長くなる。
・ツーバイフォー工法のようにシステム化されていないため
仕上がりが大工の技術に大きく左右される。
【代表的なHM】
三井ホーム、住友林業、積水ハウス、アイフルホーム、一条工務店
クレバリーホーム、タマホーム、アキュラホーム、レオハウス
ツーバイ工法とは枠組壁工法とも呼ばれ日本だけでなく
欧米を中心に世界中に広まっている工法です。
2インチX4インチの材料が基本構造に使われている場合は
2×4と呼ばれます。
ではツーバイ工法のメリット・デメリットは?
【メリット】
・枠組壁工法なので耐震性が優れている。
・工法がマニュアル化されており工事期間が短く完成は早い。
・部材相互の密接度が高く防火性と断熱性を高めている。
・内部の空調管理が容易で省エネに優れている。
・高度にシステム化/マニュアル化されている技術なため
現場の大工に高度な技術が不要で品質にムラが無い。
【デメリット】
・耐震性が壁によって確保されているため
将来的な壁の撤去や貫通はできず間取りの変更が困難。
・木を露出したデザインが困難。
・従来工法に比べて施行できる建設会社の数が少ない。
・高温度の環境では気密性が高いため湿気が抜けず
腐食の可能性がある。
【代表的なHM】
三井ホーム、オスカーホーム、セルコホーム、一条工務店
スウェーデンハウス、ミサワホーム(パネル接着構法)
それぞれの特徴を理解して工法を選択したらいいですね!
今回は「在来型工法とツーバイ工法」についてでした。
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