2016年5月1日日曜日

コンクリートの強度について


コンクリートの強度は外気温に左右されます。
暑ければ暑いほどコンクリートの強度が早く出やすく
寒ければ寒いほど強度が出るのが遅くなります。

また、コンクリートが固まり始める最初の時期を
『初期硬化』と呼びます。

外気温が低ければ初期硬化も遅く
外気温が高ければ初期硬化が早くなります。

そのため養生期間は、夏は短く冬は長く必要となります。


コンクリート強度は「N/㎡」という単位で表されます。

冬季に18N/㎡等の強度でコンクリートを打設している業者は
『無知な業者』あるいは『コストダウンしか考えていない業者』です。
※強度は配合計画書に記載されているので気になる方は確認しましょう!


温度補正とは
外気温によってコンクリートの強度発現が異なるため
冬季には少し強めのコンクリートを打設して
コンクリート強度の基準日である打設後28日目の強度が
「設計強度(普通は18~21N/㎡)」になるように
コンクリート強度を上げることです。

温度補正は24または27N/㎡が一般的のようです。
30N/㎡を超えるとセメント量が多くなり
収縮クラックが発生し易くなります。

今回は「コンクリートの強度」についてでした。

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